根上りのミニ真柏さんですが、
春の段階では元気がなかったので去年の針金を外して養生をさせていました。
葉先に黄緑色の成長点がいっぱい出てきてくれたので、
気になっていた点を修正するべく針金をかけて行きます。
- 根上り:雨や風の影響で根っこの部分が露出した天然の樹をイメージした樹形
道具の準備
①アルミ線(針金)
②針金切り
③剪定鋏
プロは銅線(銅の針金)を使うみたいですが、
あまり種類が増えると置く場所にも困るので私はアルミ線だけでやっています。
作業前の姿と構想
先端が黄緑色になっており(成長点がある)、
針金かけの負担もなんとか乗り切ってくれそう。
気になっていた3つの点を改善したいと思います。
枝が細い今の時期なら言うことを効いてくれそうです。
- 同じ方向に伸びている枝:将来、喧嘩してしまうかもしれません。
- 立ち上がり部分の枝:魅せポイントの根上りが隠れてしまっている。
- 下向きの枝:下向きの枝は枯れてしまうリスクがある。
将来成長した姿を想像しながら考えている時間も
私にとっては癒やしの時間です。
作業後の姿?
あれれ?
改善したい3つの点は修正出来たけどなんか不格好(汗);;;
間が空きすぎているのがいけなさそうなので、
ギュッと縮める事に。
赤い点線の部分の枝葉を赤い実線の位置まで移動させて、
青い点線の中に納まるようにしたい。
※幹の矯正は本来であれば一番最初にする作業だと思いますので、真似しないでくださいね。。。
本当の作業後
ちょっとイメージよりかは輪郭が膨れてしまっていますが、
盆栽のセオリーである不等辺三角形に近づいてくれたのでOKとします。
(あんまりいじめ過ぎてへそを曲げられると困るので、、、、)
もうちょっと葉っぱが欲しいなぁ。と思いましたので、
来年の春は駄温鉢に引っ越し決定です!
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