実生の『シマトネリコ』1年生

シマトネリコ
DSC_0208

去年の秋に取り蒔きをし、
今年の春に芽を出してくれた『シマトネリコ』。

  • 取り蒔き:種を収穫して直ぐに土に植えること

種を10個以上撒いたのですが、
おそらく猫さんに掘り起こされてしまい、
3つだけ生き残りました。

その内の一番生育のよい個体です。


猫さんは餌でも埋まっているとでも思ったのでしょうかね?

最初は軒下に置いていたのですが、
2回も掘り起こされてしまったので、
盆栽棚の棚下に避難し、現在は無事に成長してくれています。

盆栽棚を作っておいてよかった(笑)。

ちなみに、軸切挿し芽は行わずにそのまま育てています。

  • 軸切挿し芽(じくきりさしめ):
    種から芽が出てきて本葉が展開したあたりで一度引き抜き軸の部分で切ってしまい(根っこを全部無くしてしまう)、切り口の部分から新たに根っこを出させる手法。八方根になりやすい為、良い盆栽になる確率が上がるが、枯れてしまうデメリットもある。

ただ、一年生の樹にやってしまって良いものか迷いましたが、
ひょろひょろの伸びてしまうと
盆栽として良い樹形になりづらいかな?と思ったので、
思い切って切り戻し剪定をしてみました。

写真の様に2番芽を吹いてくれましたので、
一先ず安心かな?

  • 切り戻し剪定:
    伸びた枝を懐(内側)に追い込んで切る剪定方法。
    追い込んだ際に葉っぱが残るようにしないと枝自体が枯れてしまうので注意。
    樹の大きさを小さくする以外にも
    切った周辺の眠り芽(葉っぱの根本や、枝分かれの根本)の成長を促して、枝数を増やす事が出来る。

2番芽を出させてしまった為、
樹のエネルギーを消耗していると思うので、
今年いっぱいは棚下の半日陰に置いて
養生しながら育てていきたいと思います。

夏の猛暑に負けないように、
秋まではこれ以上は何もしないで
元気を蓄えてもらおうと思います。


『シマトネリコ』さん夏を乗り越えてくださいね!


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