実生1年生の『カリン』の経過観測

カリン
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4月16日、5月8日と異なるタイミングで
芽切りをして様子を観ていた『カリン』さんの経過観測です。

4月16日に芽切りをした『カリン』

ちょっち分かりづらいですが、
↑の写真の奥にいる子たちが『カリン』さんです。


この子たちを4月16日に↓の写真のように芽切りをしておりました。

一節残した樹と、二節残した樹があります。

それが、今(7月3日)では、
こんなに元気になっています。


先端の葉っぱの脇から新芽が吹くので
小さくしたいなら一節残しが良いみたいです。


背丈を抑えて、枝は増やす。
盆栽に向かって順調に成長しております。

5月8日に芽切りをした『カリン』

↑芽切りをする前の姿。


↓5月8日に一節だけを残して芽切りをしてみました。

茶色く変色してしまっている葉っぱもありましたが、
失敗を覚悟で1節残しを優先してみました。


その結果


↑7月3日の様子。
茶色く変色していた葉っぱからは新芽が出て来ず、
恐らく、枯れてしまっているものと見受けられます。

↑こちらのグループは同じく5月8日に芽切りをしましたが、
葉っぱが緑になっているところの上で切ったグループ。


こちらは脱落が一つだけという好成績になりました。

まとめ

今回の実験から、
①芽切りは早いタイミングの方が失敗が少ない。
②緑色の葉っぱを残さないと新芽が出てこない。
 (どんぐりなどの栄養素を蓄えている実からの発芽は除く)
という事がわかりました。


小さく育てたい場合は、
切るタイミングを敢えて遅らせるという
作戦も考えられるので、


初めのうちは早めに対応をし、
慣れてきてから少しづつ遅らせていくのが
良さそうです。


以上、現場からお送りしました。


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