『梅』の花後の剪定

寒紅梅
DSC_0999

実は結構前の作業ですが、
ブログに載せ忘れていたので掲載します。


『寒紅梅』の花が8割方萎れてきたので
花後の剪定を行いました。

まずは花ガラを摘んで

ちょっと分かりづらいかもですが、
葉芽があることを確認して

1〜2芽残しで切り戻し。


花もの盆栽、全般的に言えることですが、
新しく伸びてきた枝に翌年の花を付けるので
古い枝はなるべくコンパクトに切り戻して
新しい枝を作って貰う感じですね。


ちなみに、去年の春に裾葉切りをしていたので、
しっかりと葉芽も出来ておりました。


さらにちなみにですが、
裾葉切りとは新しく出てきた枝の懐(枝分かれ部分に近い)の葉っぱを
花芽分化の前にきってしまう事を言っています。


この作業を怠ると全て花芽になってしまって、
花が終わった後に枝が枯れてしまう要因になってしまう事もあるそうです。
恐ろしいですね。


さらにさらにのちなみにですが、
花芽分化は木が翌年の花芽を作る時期の事。
その年の春(直前)に花芽を作る植物と
花が終わってすぐに次の年の花芽の準備をする植物と色々な子がいます。
※梅の場合は7月〜8月と言われているようです。


最期は蘊蓄だらけになってしまいましたが、
つまり来年の花を見るための準備作業という事でした。


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