『八ヶ岳』オーレン小屋→硫黄岳の途中まで

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昨日のつづき


「オーレン小屋」に宿泊の予約をしていたので、
一度、チェックインをし、荷物を軽くして再出発!

まずは夏沢峠を目指します!
オーレン小屋からは大体25分くらいです。

比較的緩やかな坂を登っていきます。

針葉樹の森だからか
苔もいっぱい生えていて一面緑の世界です。

夏沢峠に到着!
ここには2件の山小屋がありました。

お次の目標は「硫黄岳」です。
夏沢峠から頂上までおよそ1時間10分の道のり。

頭上には雨を降らしそうな重い色の雲。
ひと雨来そうな雰囲気です。

『ウラジロカンバ』の林。
ずっと『シラビソ』『コメツガ』『カラマツ』の森を歩いてきたので
色味が変わって、ここから環境が違うという事が分かりますね。


写真では分かりませんが、風が強くなって
轟々と音が聞こえていました。

だんだんと視界が明るくなってきました。
森林限界が近いのかもしれません。

途中から傾斜がキツくなってきました。
それに、樹がなくなってもろに風を受ける事に。

こんな過酷な環境でも新しい命が芽吹いていました。
自然の逞しさには頭が上がりませんね。

またもや植生が変わり、
『ハイマツ』の群生地になりました。


強風に対抗する為に地面を這うように生える松ですので、
ここは強風に晒されることが多いのでしょう。


この当たりで、風も雨も強くなって来たので、
登山を中止し、オーレン小屋に引き返すことにしました。


無理しても仕方がないので、
この先のルートは次回にお預けとすることにします。

オーレン小屋の名物の桜鍋!
山小屋とは思えない程の豪華なご飯をいただきました。


お風呂も付いている山小屋なので、
雨に打たれて冷えた体も温めることができました。


大雨でも安心して眠れる山小屋は
登山者のオアシスでした。


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