『牧野記念庭園』に行ってきました。
規模としてはそれほど大きくありませんが、
個人の邸宅だったことを考えるとかなり広い敷地だと思います。
趣味として盆栽をしている以上、
植物にも興味があり、訪ねてみることにしました。
牧野記念庭園について
ここは世界的植物学者の牧野富太郎博士が晩年に住んでいたお家の跡地にある庭園です。
博士自身が「我が植物園」と称していた通り、
300種類以上の草木類が植えられており関東では自生していない植物も数多くあります。
ぱっと見は雑木林の様な雰囲気ですが、
中に入ってみると綺麗に整理されて植えられており、
植物園のように草木には看板がついています。
始めて見る木も多かったですが、それぞれに名前がついているので、
「こんな名前の植物があるのか。」と感心しながらお散歩をする事ができます。
この「へらのき」も西日本に自生している木で、
関東では珍しいそうです。
書屋展示室
牧野博士が実際に研究、執筆をしていた書斎と書庫が当時のまま保存されています。
日本全国を歩いて周り、数々の新種を発見し、
世界に誇ることが出来る緻密な植物図鑑を刊行した偉大な植物学者が
ここで晩年の執筆をしていたのかと考えると感慨深いですね。
展示室には牧野博士が描いた『ムジナモ』のスケッチを
パネルにしたものが展示されていました。
博士は自ら植物のスケッチを描いており、
植物への愛が感じられます。
細かい部分の描写や観察眼にただただ感服します。
普段何気なく見ている植物でも、
これを見ると何にも見えていなかったんだなぁと反省しちゃいますね。。。
牧野博士の植物学に対する真剣な心意気が
ひしひしと伝わってくる迫真の和歌ですね。
まとめ
牧野記念庭園は東京都練馬区の『大泉学園駅』から徒歩5分のところにあります。
入場料金も無料なので、もし植物に興味がありましたら、
立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
こちらは有料の施設になりますが、
高知県にはもっと広大な牧野植物園もあるので、
そちらも要チェックです。
四国に住んでいる方、
また、これから四国に行く予定のある方は是非寄ってみてください。
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