頭でっかちの老爺柿の頭を整理

老爺柿(ろうやがき)
DSC_0173

葉っぱが落ちて、幹と枝だけになった樹を
盆栽界では『寒樹(かんじゅ)』と呼ぶそうです。


寒樹になると枝ぶりがよく見えるので、
しっかりと作り込まれた樹ほど見ごたえがあります。


欅なんかは冬が本番ぐらいな感じかもしれません。


脱線しましたが、今回は老爺柿。


寒樹の姿を見ていると、
どうにも頭でっかちでバランスが悪いように見えてきました。

そこで登場、『又枝切鋏(またえだきりばさみ)』。

刃先が斜めになっているので、
枝の分岐点、枝が込み合っている所でも切りやすい鋏です。


普通の鋏では90°に鋏を入れないといけないので、
手が入っていかないような所でも、
この鋏なら切ることができちゃいます。

大きい傷口には『癒合剤』を塗ってケアします。
気分的には絆創膏みたいな感じです。

剪定後の姿。


ちょっとは頭が軽くなって
バランスが良くなったんじゃないかと思います。

出来れば沢山の実を付けてもらいたいので
今回は軽めに剪定しました。


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