箱根八里を歩く 三嶋大社編

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先週末に旧東海道の箱根八里
三嶋大社から箱根関所まで歩いてきました。


実際には箱根八里の約半分なので箱根四里しか歩いていません(笑)。


三嶋大社から箱根関所まで歩いた時間は4時間半程ですが、
小休止(座ってお茶を飲む)は1回だけしかしなかったので
休み休み行きたい方はもう少し時間を見ていたほうが良さそうです。


ちなみに道中は途中で標識が無くなっていたりと
分かりづらい箇所が何箇所がありました。


もし、行かれるのであれば
地図を持っていったほうが良いかと思います。


私も地図に何度か助けられました。


私が持っていった地図は
「日本遺産 箱根八里」のホームページに掲載している
こちらの地図です。


前置きが長くなりましたが
写真がかなり多くなってしまったので
今回は三嶋大社までを書いていたいと思います。

乗換案内で始発の電車を調べて
目的地の「三島」まで最速でいける新幹線に搭乗!

今回は品川駅から乗ったので、
品川駅の名物駅弁「貝づくし」を頂きました。


旅には雰囲気が重要ですから
駅弁から旅を始めてみます。

右手に富士山が見えたと思ったら三島駅に到着。


江戸時代の旧道が残っている箱根八里を目指して
ウォーキング開始です。

まず最初の目的地(スタート地点)に設定した
三嶋大社に到着。


こちらは敷地の横にある鳥居なので小さいですが、
正面の鳥居は立派です。

朝が早かったので人は少なめです。

こちらが本殿。


国指定重要文化財となっており、
全て欅で作られているそうです。
贅沢ですね。


欅は見た目の美しさもさることながら
強靭で狂いが少ない為、高級建材として重宝されている材木です。

唐破風の装飾も見事でした。
天皇家の紋章が入っていることから天皇家に由緒がある神社なのでしょうね。


実際に、境内には皇室の方が植林した樹木もありました。

本殿の軒下の彫刻。
彫りが立体的で美しいです。


囲碁をしているシーンがあったので、
ズームでとりました。


へっぽこですが趣味で囲碁もしているので
愛着が湧きました(笑)。

こちらは神門(しんもん)。
三島市指定文化財に指定されているそうです。


こちらの彫刻も立派でした。

こちらは舞殿(ぶでん)。
神門と同じく、三島市指定文化財に指定されているそうです。


枓栱(ときょう)がある建物は荘厳な雰囲気がしてとても好きです。


枓栱は屋根をせり出させる為に設けられた
柱から突き出すように設置されている部材のことです。


釘を使わずにパズルのように組み合わされているので、
地震にも強いそうです。
(動くことで力を分散させる)

丁度、桜が見頃の季節でした。

参道にずらっと並ぶ桜の姿は
美しく、そしてとても癒やされますね。


早朝で人が少ないので、
奥まで並んでいる写真が撮れました。

三嶋大社の御神木。
推定樹齢500年とも言われている巨大な楠(くす)の木。

天然記念物の金木犀(きんもくせい)。

金木犀は秋に花が咲くので
秋に訪れるのも良さそうです。

違う角度からパシャリ。

相生(あいおい)の松。


黒松と赤松がくっついている珍しい木。


黒松は通称「おとこ松」、
赤松は通称「おんな松」と言われているので
縁結び的な事が書いてある所もありますね。


三嶋大社には書いてなかったですが。。。

他にも推定樹齢650年の欅もいました。
写真では伝わりませんが
樹の太さは大人3人が手を繋ぐくらいとても大きいです。

境内から突き出ているこちらの木も
ものすごい老木です。


たしか推定樹齢700年と書いてあったかと思います。

幹の曲がり方が面白かったので、
盆栽の参考資料としてパチリ。


枝先が枯れて、途中から芽が吹いてっていうのを繰り返して
こんな樹形になったんじゃないかと思います。


自然の作る姿は神秘的です。

長くなってしまいましたが、三島大社編はここまで。
ちなみに参拝時間は道中の4時間半の時間には含まれておりません。


私は神社も樹木も好きなので、
普通の人より長く滞在していると思います(笑)。
参考までに書いておくと1時間くらい境内におりました(笑)。


古来より守られてきた場所というのは
素敵な魅力が満載ですね。


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