知床の原生林を散策

旅行
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知床ツーリストさんの”知床1日ガイドツアー”に申込をして、
知床の原生林を散策してきました。

知床半島は「ヒグマ」のお庭だったりするので、
安全の為にもガイドさんは必須です。

午前中は『知床五湖』の予定だったのですが、
「ヒグマ」がコース内にいたらしく、直前のタイミングでコースが閉鎖・・・。

まさかの展開でしたが、旅にトラブルはつきものなのと、
逆にここには「ヒグマ」がいるぞ!というインパクトを体験出来たので良かったです。

急遽、午後に歩くはずだった原生林コースへ!
さすが、ガイドさん。案内慣れしていました。

そして、「ヒグマ」には会えませんでしたが、
早速、「エゾシカ」の母子に遭遇!

のっけから嬉しい体験ができました。

近づくと逃げられてしまうので、遠くから観察。
安全な人たちと思ってくれたのか、ムシャムシャと食事タイムでした。

『エゾマツ』や『トドマツ』などが群生する
北海道の松林の中を歩けるだけでも気持ちがいいです。

↑は「ヒグマ」の爪の跡らしいです。

紐みたいにぶら下がっているものは『野ブドウ』のツルらしく、
この『野ブドウ』が熊の好物なんだとか。
『野ブドウ』食べたさに木を登るらしいです。

これも「ヒグマ」の痕跡らしいです。
アリンコも好物らしく、土を掘って食べるそうです。

こちらは、昆虫でも探したのでしょうか?
いたるところに「ヒグマ」の痕跡が残っていました。

こちらも「ヒグマ」・・・ではなく、
こちらは、強風で折れた木なんだそうです。

知床は強風が吹きつけるらしく、
いろんな所に折れた樹がありました。

林を抜けると断崖絶壁が待っていました。
まさに絶景ですね。

写真にすると豆粒みたいですが、
「オジロワシ」が飛んでいました。

天然記念物でもあり、絶滅危惧種でもあるので、
非常に幸運でした。

北海道そらマガジンさんのページより拝借。
「オジロワシ」は尾っぽが白いのが特徴の猛禽類です。

ガイドさんに貸してもらった双眼鏡でじっくりと観察。
視界から飛び去っていなくなるまで数分間でしたが、
北海道に来た最高の思い出が出来ました。

晴れていなかったのは残念ですが、
曇だったので、熱くなくとても歩きやすかったです。

曇りだったから「オジロワシ」に会えたって可能性もありますしね!

ガイドさんが言っていましたが、
知床の森は針葉樹と広葉樹が共生する混交樹林なんだそうです。

言われてみれば、『エゾマツ』、『トドマツ』の間に『ミズナラ』の樹が生えていたりと
不思議な森でした。

冒頭の松林は人工的に蒔えられた場所らしく、
樹が均等に並んでいましたが、
原生林は本当に針葉樹も広葉樹も入り乱れた素敵な場所でした。

知床半島の先っちょははるか彼方。

あそこに行くには船で行くか、
「ヒグマ」がいる森を3日間くらい歩かないといけないそうです。

崖のキワに生えていた『カシワ』の木。
常緑の広葉樹もいるんですね!
※調べた所、常緑ではありませんでした。
 冬でも葉っぱが落ちず木に付いている事から縁起の良い木とされている木です。

しかも強風の影響なのか、幹も枝もグニャグニャと曲がっています。
盆栽みたいというか、こちらが盆栽の元祖ですね。
※盆栽は自然を鉢の中に表現する芸術なので


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